Rock al Parque

2004/10/30 - 2004/11/1 @ Bogota, Colombia


年を重ねるごとに盛り上がりを見せるボゴタのRock al Parque(公園ロック)。初めて行ったのは二年前のボゴタに来たばかりの頃だった。今年はボゴタのセントラルパークといえる大きなシモンボリバール公園で3日間にわたり開催。連日10万人もの観衆が南米中から集まった。ボゴタ市長主催のこのフェスティバルは入場無料。日本などの高価な金儲け目的ロックフェスとは一線を画す現代のウッドストックだ。

Molotov,JulietaVenegas,CafeTacuba,Skatalites,Aterciopeladosなどのメキシコ、アルゼンチン、コロンビア、プエルトリコ、ジャマイカの有名バンドが大公園を揺り動かす。広大な公園の中には二つのステージが設置してあって同時進行でライブが行われる。とにかく昼間からすごい人だ。

入場時には厳重な持ち物検査が行われ長蛇の列。タバコやその他の吸う物や酒類は全て没収。なぜかベルトまで凶器になるという変な理由で取り上げられてしまった。でも中に入るとみんな吸ったり飲みまくったりしている。靴下やパンツの中に隠して通過できれば中では何してもOKというコロンビアらしい展開。

初日はヘビメタバンドが多く、2日目はスカバンド、最終日はロックやファンクのバンドがメインの構成。おれの目当てはなんといっても初日のMolotovと2日目のSkataliets。

モロトフはメキシコのアルタナティヴなロックヒップホップ代表選手。すると突然モヒカンのハードコアパンク軍団が暴れながら乱入。パンチ合戦にもまれる。隙を見てがんばって前のほうに陣取る。歌詞が政治的なモロトフのライブMCは「ブッシュはクソ野郎だ!」とあおりまくる。大歓声!そしてプート、プート!の大合唱!ジャンプしまくり楽しいライブだった。

スカタライツはジャマイカのスカラスタの王様。ボブマーレーと同世代の偉大なおじいちゃんだ。「ジャー、ラスタファーライ!」の声にあわせてそこらじゅうから煙が立ち昇る。10万人が飛び跳ねながらスカ踊り。地面がグラグラと地震のようにゆれている。ゆるくてレゲエ風味のスカが最高に気持ち良い。

最終日は行かないつもりだったんだけど友達の電話で夜に急遽行ってみた。そしたら長蛇の列で警察が入り口をブロックして人を入れないようにしている。もう公園内は満員で危険だから入れないとのこと。みんなで入れろ入れろと大合唱もむなしく結局追い返されてしまった。

今年のロックアルパルケは今までで最高の盛り上がりだった。来年はもっとすごいことが起こるような気がする。こんなすごいロックフェスをお役所が無料で主催しちゃうなんてさすがコロンビア。日本はワケわかんないところに税金使ってないで見習うべきだ。













ATERCIOPELADOS


























































MOLOTOV







































SKATALITES




































back-> go to other festivals

top-> go to top page
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送